2011年1月から10回にわたり開催した日本の童話の読み聞かせと折り紙会は盛況のうちに終了しました。当初はこの地域に住む日本人のお子さんの日本語学習のためにと始めたのですが、ふたをあけてみると母親もしくは父親が日本人というお子さんよりもでイタリア人の子供たちもたくさん来てくれました。そこで日本語による読み聞かせだけでなくイタリア語の訳もつけて本を読みました。ももたろう、一寸法師、かぐやひめいろいろなお話のなかから毎回一冊を読んだあと、こどもたちといっしょにお話の登場人物などをおりがみで折って日本の文化に触れてもらいました。毎回たくさんの子供たちがやってきて、楽しんでくれたと思います。このプロジェクトに協力してくれた図書館のキアラさん、ダニエッラさんどうもありがとうございます。

コモの図書館にはこの読み聞かせで使った日本語の本が約100冊ほどあります。この本はミラノの日本語補習校より寄贈していただいたものと会員の家で読まれなくなったものです。皆さんも機会があったらどうぞご利用ください。(コモの中心街にあるコモ市立図書館の「Sala di ragazzi」にあります)。

2016年1月からはコモの図書館で毎週水曜日中学生高校生むけの日本語初級コースも開いています。

また、道しるべでは幼稚園で日本の文化紹介もしています。季節に合わせて5月にはこいのぼりを作ったり、6月にはてるてるぼうず、7月には七夕の飾りなどを年齢にあわせてイタリアの子供たちと一緒に作っています。ご興味のあるかた、また参加されたい方お気軽に道しるべまでメールもしくは電話にてお問い合わせください。

     コモの図書館にある日本語の絵本類